資源地質投稿規定
資源地質学会投稿規定(2022年 6月改訂)
1.総則
- 1.1
- 資源地質学会発行の和文誌「資源地質」への投稿は,この規定の定めるところにより行われる.学会賞(技術賞)論文および講演原稿も,執筆要領に関してはこの規定の適用をうける.
- 1.2
- 論説・報告,短報,討論の投稿は著者に資源地質学会会員が含まれている場合に限る.その他の投稿についてはこの限りではない.
- 1.3
- 編集委員長は会員または非会員に依頼して原稿を求めることができる.
- 1.4 投稿原稿の種類
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投稿原稿は次の7種類に分けられる.
- 論説・報告:資源地質およびそれに関係のある諸科学の研究論文および調査・実験などの結果の記載.
- 短報:資源地質学およびそれに関係のある諸科学に関する新しい成果で,速報性を重んじる短い報告.
- 討論:「資源地質」に掲載された論説・短報・資料に対する学術上の討論.
- 総説:資源地質学およびそれに関係のある諸科学の研究または調査結果についての総括的な記事.
- 資源情報:国内外の鉱物・エネルギー資源および資源探査について最近の動向、資源探査の成果や関連の技術開発・実証についての紹介.
- 口絵:雑誌の巻頭を飾る顕著な地質産状、鉱石、探査や採掘の現場などの未公表の写真と短い説明.
- その他:編集委員長が掲載可能と認めたもの.
- 1.5 投稿手続
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- 投稿者は,指定された形式の電子ファイル(本文、図表)を電子メールにより提出する.また別途保証書(様式 1)に必要な署名をして提出する.
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投稿原稿の提出先
〒107-0052 東京都港区赤坂9-6-41 乃木坂ビル5階
資源地質学会 編集委員会
TEL: 03-3475-5287
FAX: 03-3475-0824
E-mail: info@resource-geology.jp - 投稿原稿の体裁
A. 電子メールによる投稿:
- 本文は Word で作成し,Word または PDF で提出する.
- 図を PDF,GIF,JPG,TIF のいずれかのファイルで提出する.
- 表は Word または Excel で作成し,Word または Excel または PDF で提出する.
郵送等の送付方法による投稿を希望する場合は,原稿のコピー及び保証書を上記あてに送る.
原稿送付と同時に電子メールで原稿種類,タイトル,著者名,投稿者連絡先を編集委員会へ通知する. - 受理原稿の提出
本規定第4条により受理された最終原稿は,以下の指定ファイル形式で電子メール添付または CD などで編集委員会に提出する.- 本文は Word ファイル
- 図は PDF,GIF,JPG,TIF いずれかで作成されたファイル
- 表は Word または Excel ファイル
- 1.6 別刷等
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- 別刷は50部単位とし,実費+送料は著者負担とする.
- 論説・報告・学会賞(技術賞)論文・解説・資料・資源情報の原稿の長さは,図・表など全てを含めて刷り上がり12頁以内とし,増加頁分費用著者負担による制限は原則として刷り上がり18頁までとする.
- カラー印刷は実費著者負担とする.ただし編集委員長が認める場合、この限りではない.
- 1.7 著作権
- 論文に関する著作権は,著作者が著作権譲渡等同意書(様式 2)に必要な署名をすることにより,資源地質学会が有する.
2.原稿
- 構成
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- A4版縦型用紙に横幅40字縦20行で作成する.周辺に上下左右に3cm程度の余白を残し,原則としてワープロ出力とする.
- 原稿の第1頁目には上段から表題,著者名,所属機関とその所在地を記す.その下に英訳を記す.キーワード(10語以下),省略化した表題,その他1頁めの脚注に載せるべき事項(例えば講演された原稿には,学会名・講演場所・年月日)はまとめて下段に記す.
- 論説・報告・速報・学会賞(技術賞)論文には500語以内の欧文要旨(Abstract)を添える.Abstractは原稿の第2頁から始める.
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本文は第3頁から始める.本文は章-節-項-目に分けられ,見出し行間などは次の例にしたがう.
- 各章は左ずめで通し番号(1.,2.,3.,…)をつける.
- 節および項は,それぞれ(1. 1,1. 2,1. 3,…)(1. 1. 1,1. 1. 2,1. 1. 3,…)のようにして細分する.
- 章の間は2行,節・項・目の間には1行スペースを設ける.
- 文章の書きだしは1文字あける.
- 本文の書き方
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(既刊本誌をよく参照のこと)
- 単位はメートル法とし,理科年表によるローマ字の記号を用いる.
- イタリックで印刷する字句(化石名など)には,アンダーラインをつけるかイタリックで印刷する.
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注意事項
- 文体は口語体・横書きとし,なるべく当用漢字・新かな使いを用いる.
- 句読点・;:.,は全角1字分とし,括弧[(「”は1/2字分とする.書出し,改行は1字あける.
- 本文中の引用人名(文献としての引用の場合を除く)には敬称を略し,姓名を完記する.ただしローマ字書きの日本人名・外国人名の場合は,名は頭文字のみ,姓は完記とする.読みにくい固有名詞にはふりがなをつける.
- 外国の固有名詞は原則として原綴りで表されるが,よく知られているものはカタカナ書きでもよい.
- 本文中に外国語をはさむことはなるべくさけ,適当な訳語のない専門語は原綴りで表す.場合によってカタカナ書きとし( )内に原綴りをつけてもよい.
- 図・表・写真
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- 図・表は白紙に黒インキまたは墨書きとする.印刷の時の縮小の度合(1/3以上)を考慮して,線の太さ,字の大きさに注意する(字の大きさは縮小後1mm以上).図・表・写真の大きさは,原則として刷上り1頁以内とする.みひらき(2ページ分)は可能であるが折込みは認めない.提出する原図の大きさは原則としてA3版以下とする.
- 地図にはかならず縮尺と方位を図示する(例えば1/1000縮尺など字書きはいけない).地質図は,斜線・点線・破線・その他による模様別とする.判別可能な場合には記号によることもできる.
- 表は高解像度のプリンターやプロッターを用いそのまま写真製版できる形式とする.文字のフォントサイズは12ポイント使用の場合,原稿の横幅は24cmあるいは12cm以下とする.
- 写真(顕微鏡写真を含む)は必ず縮尺を図示する.
- 原図・表・写真には,それぞれ番号(Table 1, Fig. 1のようにする)を欄外(A4紙右肩)に朱書する.本文中に組み込んで印刷される写真は線画と同様の図として取り扱い,他の図と一連の図番号をつける.図・表・写真を原稿本文中にとじ込んだり,糊付けしたりしない.
- 図・表および写真の表題と説明は別の用紙に書き,投稿原稿の末尾にとじる.図・表中の文字および説明は原則として英文とする.
- 小さな図・表・写真はA4大の白い厚手の台紙にはる.
- 図・表・写真の挿入位置は本文の右欄外に朱書きで指定する.
- 図・表・写真の説明文は英語とする.
- 図は既存のソフトウェアを用いPICTあるいはEPS形式でフロッピーによる提出も可能である.ソフトウェア等の詳細については編集委員会に問合わせる.
- 文献
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- 文中の引用文献は姓(発行年),または(姓,発行年)とする.まぎらわしい場合は姓名を用いる.共著者が2名のときは2名の姓を書き,3名以上のときは「第一著者の姓ほか(発行年)」のように書く.ただし論文末尾の引用文献リストには共著者名を完記する.
- 文献リストは著者名のアルファベット順,同一著者の発表年順(同一年に複数ある場合は,適宜 a,b,…をつける)とし,本部末尾にまとめる.
- 文献は著者名,発行年,表題,雑誌名(出版社名),巻,頁の順に記入する.編集出版物には編集者名を入れ,よく知られているものを除き出版機関名もつける.
- 引用文献名は文中および図表で記載したものに限る.
- 文献名は慣例にしたがった省略法を用いる.
American Journal of Science → Am. J. Sci. The American Mineralogist → Am. Mineral. Applied Geochemistry → Appl. Geochem. The Canadian Mineralogist → Can. Mineral. Chemical Geology → Chem. Geol. Contribution to Mineralogy and Petrology → Contrib. Mineral. Petrol. Clays and Clay Minerals → Clays Clay Mineral. Earth and Planetary Science Letters → Earth Planet. Sci. Lett. Economic Geology → Econ. Geol. European Jouranl of Mineralogy → Eur. J. Mineral. Geochemical Journal → Geochem. J. Geochimica et Cosmochimica Acta → Geochim. Cosmochim. Acta International Geology Review → Inter. Geol. Rev. Journal of Geochemical Exploration → J. Geochem. Explo. Journal of Petrology → J. Petrol. Journal of Sedimentary Petrology → J. Sed. Petrol. Journal of Geophysical Research → J. Geophys. Res. Journal of Volcanology and Geothermal research → J. Volcan. Geotherm. Res. Mineralogical Journal → Mineral. J. Mineralogical Magazine → Mineral. Mag. Mineralium Deposita → Mineral. Dep. Ore Geology Review → Ore. Geol. Rev. Resource Geology → Resource Geol. 地質学雑誌 → 地質雑 岩石鉱物鉱床学雑誌 → 岩鉱 地質調査所月報 → 地調月報
3.原稿の審査
- 3.1
- 編集委員長は,受け付けた投稿原稿の種類を決定する.原稿の種類が論説・報告または短報である場合,編集委員長は適任と思われる担当編集委員を選任し,査読に関する手続きを依頼する.担当編集委員は,複数の会員あるいは非会員に原稿の査読を依頼し,複数の査読者がいずれも掲載適当と認めた場合は採択とし,いずれかの査読者が掲載不適当と認めた場合は不採択とする.それ以外の種類の原稿の場合,編集委員長が掲載の可否を審査する.
- 3.2
- 担当編集者または編集委員長は,掲載適当と認めた原稿について著者に修正を求めることができる.修正を求めた投稿原稿が90 日以上経過した後に提出されたときは新規の投稿としてとり扱う.
- 3.3
- 担当編集者または編集委員長は,査読または審査の結果に基づき掲載不適当と認めた原稿について,その理由を付して著者に通知する.
- 3.4
- 掲載不適当と認められた原稿の著者は,その理由が了解できないとき,編集委員会に再審査を申し出ることができる.このとき担当編集委員または編集委員長は,その経緯を明らかにして編集委員会に諮り,編集委員会はその責任で当該原稿の採否を審査決定する.
- 3.5
- 編集委員長は掲載の適不適の審査結果を,特別な理由が無い限り,投稿の受付後60日を目途に著者に連絡する.掲載適当と認められる場合、修正要求によりこの連絡に代えることができる.